若宮正子の経歴が凄い!世界最高齢86歳のデジタルクリエイター
80歳台でプログラムの勉強を始めて81歳でiOSアプリを開発し、TEDで英語プレゼンしたりアップル社CEOクックさんと懇談したり、国連でスピーチしたりと、世界で大活躍する現在86歳(2021年11月)の若宮正子さん。
今回は、『若宮正子の経歴が凄い!世界最高齢86歳のデジタルクリエイター』についてお伝えしますね!
若宮正子の経歴が凄い!世界最高齢86歳のデジタルクリエイター
出典:VOGUE
若宮正子さんは、東京都出身の誕生日が1935年4月19日の86歳(2021年11月現在)です。
太平洋戦争で学童疎開も経験した若宮正子さん、銀行員をしながら1970年代に世界中を一人旅したり、定年後に80歳を過ぎてからプログラマーになったりと、経歴がバツグンに面白いです。
若宮正子の経歴が凄い!
【精力的】「83歳のプログラマー」世界から注目浴びる若宮正子さんhttps://t.co/TNu36GLp2t
「日本のアップルから『アメリカであなたに会いたい人がいる』と誘われて、『誰なんですか?』と尋ねたら、『CEOです』って」 pic.twitter.com/VokVMWFh1k
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 17, 2018
若宮正子さんの面白すぎる凄い経歴をご紹介します!特に定年退職後が凄い。
- 1935年4月19日に東京都で出生
- 1941年6歳:太平洋戦争開戦後に国民学校に入学
- 1945年10歳:戦争末期 鹿教湯温泉に学童疎開
- 1945年10歳:終戦後片道4時間の汽車一人旅で旅行にはまる
- 1947年12歳~ 新制中学校で英語に興味持つ
- 1954年東京教育大学(現筑波大学)付属高校卒業
- 18歳頃~ 三菱銀行に就職
- 1977年42歳頃から 海外旅行一人旅始める
- 1986年(昭和61年)男女雇用機会均等法施行後、昇進試験を受けて女性初の管理職に
- 1994年:銀行関連会社の副部長まで昇進して退職
- 定年退職後も週3日、銀行勤務
- 1995年(60歳):母の介護をしながらパソコンを独学で習得
- 1999年:シニア世代のサイト「メロウ倶楽部」の創設に参画(現在も副会長)
- 2016年(81歳):iOS「hinadan」アプリ制作開始
- 2017年(82歳)2月:「hinadan」アプリ公開。
- 2017年6月:米アップル社ティム・クックCEOにWWDCの招待を受ける
- 2018年(83歳)2月:NY国連社会開発委員会で基調講演を行う
若宮正子の現役時代
「80過ぎのオババ」デジタルクリエイター若宮正子さん、アプリ制作にExcelアート、TEDトークと大活躍 https://t.co/6CSO6Ed0fj pic.twitter.com/SLmNfeoeRV
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) March 7, 2017
若宮正子さんは、戦争後に高校を卒業して、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に就職して、定年まで働いていました。
就職直後のロボットに近い人が優秀だとされた時代は、他の女性のように計算をしたり事務的な業務をしていましたが、札勘定やそろばんがあまり得意ではなかったので、若干落ちこぼれ気味でした。
30歳台の頃に機械で紙幣を数える時代になると、企画開発セクションに配属されて、そこで力を発揮されました。
「ロボットと同じ仕事をすることから解放されたという喜びもあって、モチベーションは自然と湧いてきました。」と語る若宮正子さん。
また1977年42歳の頃からは海外一人旅に頻繁に行くようになり、50か国以上旅行しています。
飛行機に乗ること自体が珍しい時代に、海外一人旅、時代の最先端をひた走っていたのですね。
そして若宮正子さんは50歳台で女性初の管理職になり、公私ともに大変忙しく充実していたと語っています。
結婚をして家庭に入って、という昔ながらの女性とは正反対の現役時代だったのですね、かっこいいです!
さらに若宮正子さんは、定年間際の50歳後半でパソコンを購入しています、1993年にWindows3.1が日本で発売される前にはパソコンを持っていたということで、本当に時代の最先端!
好奇心と行動力が本当に素晴らしいですね!
若宮正子の退職後の人生
山下智久×若宮正子 対談。eスポーツはあらゆる壁を軽やかに超える。https://t.co/lGkb2u6XhZ pic.twitter.com/7xDn2Bt88S
— VOGUE CHANGE (@VogueChange) August 5, 2021
若宮正子さんの定年退職後も精力的に自ら動いて世界がどんどん広がっていきます。
お母さんの介護で家にいないといけない状況で、パソコンを58歳で購入して、料理とか海外旅行などさまざまなフォーラムに入り、インターネットの無い時代にパソコン通信をやっていた方々は個性的な人が多かったこともあり、世界が広がったのだそうです。
1977年62歳の時に、シニア世代の生きがいづくりに取り組むインターネット上の集まりである『メロウ倶楽部』を立ち上げます。
70歳を過ぎたころ、近所の主婦からパソコンを教えて欲しいと頼まれたことがきっかけで、自宅でパソコン教室を開くことに。
そこではシニアでも楽しみながらパソコンの機能を理解できるよう、セル(数字や文字を記入するマス目)に色を付けていって図案を描くことを思いつき、『エクセルアート』と名付けました。
『エクセルアート』だとシニアも楽しそうにパソコンを操作して、うちわや洋服などデザインしていきました。
若宮正子さんのブラウスはエクセルでデザインし、ネットで布地に印刷注文、できた布地でお友達にブラウス縫ってもらったんだ‼️
できるだけでなくセンスも素敵です❣️#あさイチ pic.twitter.com/2tv94IA7DP— KUMIO (@KUMIO1025) November 19, 2021
若宮正子さんは80歳の時に、宮城県塩釜在住のプログラマーの方とSkypeやFacebookのメッセンジャーを使ってやりとりをしながらプログラミングを学び始めます。
そして、2016年からiOSアプリを作り始めて、2017年(82歳)2月に、iOSアプリ『hinadan』が完成!
その後は、上述の経歴にあるように、世界的に様々な活動をしています。
昔から創造力と好奇心が旺盛で新しいことを勉強するときに年齢なんて関係ない、という若宮正子さん。
「80歳のときよりも知能指数が高くなっているような気がする」のだとか。「おかげさまで注目を集めるようになって、世界各国のさまざまな人たちとお会いしたり、本を書いたりすることで、情報のインプットとアウトプットの機会が増えて脳が活性化されているのかもしれませんね。昔から好奇心だけは人一倍あったので、それが今につながり、よかったのかなと思っています。
出典:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kataru/050_masako_wakamiya.html
まとめ
86歳プログラマの若宮正子さんがナニコレ百景に出演してVRChatしていたのはワロタw この記事を見ると去年からハマっているらしい。若いな~。残念ながらQuest2勢か。Oculus LinkでPC勢になればもっと楽しさが広がるのに😆https://t.co/tVlP0Y5Z8F
— まくちゃんΩフレンズ (@MADOKA_Park) October 17, 2021
若宮正子さんの旺盛な好奇心でまい進する経歴をご紹介してきました。
「80歳はまだまだ伸び盛り」と語る若宮正子さん、86歳の現在ハマっているのはVR(バーチャルリアリティ)!
時代の最先端を突き進んでいる若宮正子さん、まだまだ長生きして色々なことに挑戦していくのでしょうね。
今後の活躍を期待しています!